おかんがな、言っとったんや。料理をしてて自分を褒めたくなるタイミングがあるんやて。
そら美味しくご飯ができた時や!間違いない!
んーでも、おかんが食べる前の話やって言っとったんや。
そらご飯ができたと同時に洗い物も全部終わって、シンクが空っぽになってる時や!間違いない!
んーでも、おかんが野菜切ってる時って言っとったんや。
ほんなら、あれや!千切りが超絶上手くいった時や!間違いない!これで決まりや!!
あ、思い出した!生ゴミ捨てる時に自分良いことしてるな〜て褒めるんやって!
とち狂ってるな、おかん。
おかんの癖が強いんじゃ、と思った方、
あなたも癖強仲間になって自分を褒めてあげてみませんか?
生ごみで自分を褒める
料理をしたら、ほば必ず出る生ごみ。
生ごみのあのにおいって独特で不快ですよね。
さて、そんな生ごみ。皆さんはどうやって捨てていますか?
三角コーナーにポイッ!
シンクに直接ポイッ?
小さなビニール袋にポイ!
そのままゴミ箱へポイッ?!
色々なポイがあるかと思いますが、
自分を褒めるポイッは【コンポストにポイッ】です。
コンポストとは
コンポストという言葉を聞いたことがある方はいらっしゃるでしょうか?なんとなく知っているよ~という方も多そうですが、改めて最近流行りのAI(ChatGPT)に聞いてみましょう!
だ、そうです。
なんだか小難しく書いてありますね。
念のため、辞書もひいてみます。
コンポスト(新明解国語辞典より)
生ごみなどを発酵させて作った肥料。また、作るための容器。
簡潔!いさぎよし!
でも、AI先生も合ってましたね。
疑ってすみませんでした。
ということで、私はこのコンポスト(私的意訳は生ごみ処理機)を使って日々自分を褒めることをしています。
でも生ごみを発酵するということは、くさそうだし、虫がわきそうだし、それに容器の置き場所だってないし…という方でもご安心ください!
今は本当にスタイリッシュで機能的なコンポストもあるのです。
(後ほどお伝えします)
コンポストのメリット・デメリット
ではなぜコンポストを使うと自分を褒めることになるのか?メリット・デメリットと合わせてお伝えしていきます。
メリット
まずはメリットから。●生ごみのあのいや~な臭いから解放される
●燃えるごみの大半を占める生ごみが無くなるので、ゴミ捨てが軽くて楽ちん(忘れてもへっちゃら)
正直、この2つだけのためにやる価値があるといっても過言ではないです。
しかしこの自分に優しいだけでなく、環境にも優しいのがコンポストの良いところ。
●ごみが減ることによって、焼却場での燃やす手間や燃料、費用が減る
●焼却時の二酸化炭素の排出量が削減されて、温暖化STOPのお手伝いができる
あ~なんて素晴らしいんでしょうか!
ただ捨て方を変えるだけで、環境に優しい自分を褒めてあげられるのです。
ちなみに、普段当たり前のように出しているごみは、燃やされた後どうなるかご存知ですか?
正解は、元の大きさの20分の1ほどに小さくなります。
そう、全部は燃えないで残るのです。
灰が残るのです。
そして、その灰を最終処分場というところに埋めるのですが、実はこの処分場の残余年数は全国平均で22.4年だそうです(2022年3月末・環境省)。
…おそろしくありませんか?
先日産まれた我が子が大学卒業と同時に、ごみを捨てられなくなるだなんて!
こんな情報は普通に生活をしていたら知る由もなかったので、これもコンポストを始めて良かったメリットのひとつになるかもしれません。
デメリット
とは言っても、もちろんデメリットも存在します。●悪臭が発生することもある
●虫がわくこともある
●カビと出くわすこともある
コンポストと聞くとこんなイメージが頭に浮かんでますよね。
また、コンポストにはいくつか種類があります。
設置型コンポスト、ダンボールコンポスト、ミミズコンポストなどなど…。
なので、
●ものによっては場所を取る
●見た目が悪い
という点もデメリットとして挙げられるかと思います。
ただ、このあとご紹介する、実際に私が1年以上使っているコンポストでは今お話ししたデメリットをほぼ解消できます!
ですから、今の時点で「コンポスト無理だわ~」と思われた方も、もう少しだけお付き合いいただけたらと思います。
そして最後にあげるデメリット。
これは面倒くさがりの私だからかもしれませんが…。
●外のコンポストに生ごみを捨てに行く手間が増える
料理中に生ごみがでたら、適当な袋・トレーに集めておき、片付けのタイミングでお外にあるコンポストに捨てに行く。という流れになるかと思います。
ぶっちゃけ、これはちょっと面倒くさいです。
私は夕飯後に外に捨てに行くのが面倒なので、翌日の朝や昼の空いた時間に行っています。
生ごみ放置で臭わないの?という声が聞こえてきそうですが、生ごみは水分がなければほとんど臭いません。
なので、本当に面倒な時は2~3日キッチンに生ごみが飾られています。
あ、でもリビングからキッチンの手元が見えない間取りにしてあるので全然気になりません(気にしろ)
おすすめコンポスト
お待たせしました。いよいよおすすめのコンポストのご紹介です。
その名もずばり、LFCコンポスト。
「都会でもできる簡単、便利でシンプルなコンポスト」を目指して作られたものだそうです。
私が気に入っている点は3つあります。
①におわない
②お洒落な見た目
③困ったらすぐにLINEで問合せできる
①におわない
このLFCコンポストは本当に臭くありません。同じ生ごみを入れていても、こんなに違うとは思いませんでした。
においがないせいなのか、コバエと出くわすこともほぼありません。
「LFCコンポストセット」は生ごみの分解を速め、 悪臭の発生を抑える独自の配合基材(生ごみと混ぜ合わせる原料)や水や虫の侵入を防ぐ特注のファスナーなど、 初めての方から慣れた方まで続けやすい工夫を各所に施しています。違いました。特注のファスナーで侵入を防いでいるみたいです。
引用:公式HP
URL:https://lfc-compost.jp/
生ごみの大敵である水と虫を遮断してくれる、ファスナーさんに感謝です。
②お洒落な見た目
我が家のコンポストです。いかがでしょうか?お洒落じゃありませんか??
来客された方に「これなに?」と聞かれるたびに、ドヤ顔できる一品です。
③困ったらすぐにLINEで問合せできる
最初に丁寧な説明書がついてくるので、普段使っていて問合せするような困ることはありませんでした。ただ一度だけ、勘違いをしてすっかりコンポストを放置してしまったことがあり、慌てて連絡。
メールだと問合せをするのも億劫ですが、LINEだと気軽に尋ねられる上に、レスポンスも簡潔で分かりやすくて助かりました。
やっぱり何かの時に、すぐ問合せできる環境があるのは心強いですね。
と、ここまで私の気に入ってる3点をあげましたが、実はこれ、LFCコンポストさんが選ばれている3つの理由なのです。
実際に始めてみて、納得の理由でした。
※注意点※
LFCコンポストを続けるためには、1~3ヶ月のサイクルで土を買い替えなくてはいけないので、初期費用+ランニングコストがかかります。 (サイクルは家族人数=ゴミの量によって変わります)●初期費用…税込3,993円
●ランニングコスト…税込1,848円/回
無料で捨てられるゴミに対して、お金を支払う価値があるのか。
2ヵ月サイクルだとして、
月約1,000円のお金で、心地よい毎日と自分を褒める機会を手に入れるどうか。
という点は考える必要があります。
※熟成させる間に保管する場所も必要になるので、実際は
上記のコスト+税込2,926円(バッグ代・一度きり)
が、かかりました。
お金を出してまでやるのはちょっと…という方は、ふるさと納税もあるので、そちらで一度試してみるのもありかと思います。
ご興味ある方はぜひ検討してみてください。
▼ふるさと納税はこちら▼
実際にやってみて
一昨年の12月にスタートしたLFCコンポスト。正直、想像以上に楽しくて快適です。
元々生ごみのにおいが大嫌いで、ゴミ捨ては嫌いな家事ナンバー1でした。
結婚してからは、夫にゴミ捨てをお願いして回避していたのですが、夫がゴミ捨てを忘れることも…。
♪
溜まりにたまったゴミのにおい。
開けるたび、感じる不快な臭い。
夫に怒って始まる喧嘩。
しかしなくならない、このニオイ。
♪
こんなくだらない喧嘩も、コンポストのおかげでニオイと一緒にさよならバイバイできました。しかも、
「環境に優しくできる私、最高ーーー!!!」
と、自分を褒めるというご褒美つきで。
ランニングコストがかかったり捨てに行く手間はありますが、それ以上にメリットを強く感じるので、やり始めて良かったなと私は思います。
おわりに
ここまで長々とお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?コンポストをやってみたいな~、興味あるな~と、少しでも皆さんが思ってくださったら幸いでございます。
毎日のご飯づくりはどうしても避けられないもの。
味付けを失敗してがっかりしてしまう時。
「これ好きじゃない」と言われて沈んでしまう時。
冷蔵庫の残り物を捨てなくちゃいけなくて罪悪感にかられる時。
そんな時でもコンポストがあれば自分を褒めてあげることが出来ます。
プラマイゼロにはならないかもしれないけど、ちょっとでも自分を肯定できる、そんな仕組みを暮らしに取り入れてみませんか?
おかんのような癖強仲間、募集しております。
参考文献
・ 『ゼロ・ウェイスト・ホーム』 ベア・ジョンソン「ゴミを出さない究極のライフスタイル」について書かれています。絶対に真似できないけど、面白い。小さい字で分厚いので、読みたいとろこだけ読んでも。
・ 『サスティナブルに暮らしたい』 服部雄一郎
上のゼロ・ウェイスト・ホームを訳された方の本。著者自身が実践している日本で出来るサスティナブルな暮らし方が書いてあるので、『ゼロ~』より身近で親しみやすいです。
・ 『すごいゴミのはなし』 滝沢秀一
芸人マシンガンズの滝沢さんが小学生向けに書いたゴミのおはなし。大人でも知らないことがたくさん。しゃべり言葉で書いてあるので、さらっと読めて勉強になります。お子さんにもおすすめ。
余談
AI先生に聞いてみた!「あまえがたり」
いや!長いわ!!!
色々つっこみどころもありますが…。
AI先生とは上手く付き合っていかねばならないと思った出来事でした。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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